2004年 / 韓国 / 118 minutes
出演 : クォン・サンウ、ハン・ガイン、イ・ジョンジン、パク・ヒョジュン
監督・脚本 : ユ・ハ
公式サイト →
★ Story : 1978年、ソウル郊外で ブルース・リーにあこがれる高校2年生のヒョンスの日々を描く。こっそりエロ本を売る友人など個性的な連中のいるクラスで、リーダー格のウシクと親友になるヒョンス。通学バスで出会った美少女に一目惚れする彼は、食堂を営む年上女性に誘惑されたりもする。やがて、横暴な上級生とヒョンスが決闘する日が訪れる。
(「Amazon.co.jp」より)
Review : 「卑劣な街」 がとても良かったので、同じユ・ハ監督の撮った
この作品を見てみることに。
良かったです! 私、コレ好きだわ。
高校生の恋と青春の思い出のようなストーリーなんですが、
10代の頃の、なんかもやもやした感じ、せつない感じなどを思い出してちょっとキュンとしました。
自分をうまく表現できないもどかしさとか、
淡い恋に夢中になる感じとか、男同士の対決とか、描き方が上手!
暴力的なシーンも多いけど、合間合間に男の子の気持ちがうまく表されてて、大人と子供の狭間にいる不安定さのような、リアルな男子高校生像がよく伝わってきました。
クォン・サンウさんの作品は初めて見ましたが、
彼の人気の理由が分かった気がします。
学ラン姿も思いのほか違和感なかったし、なにより、
表情がイイ! 正直に言うと、ハニかみ顔は若干気持ち悪かったりもするんだけど(笑)、
でも嬉しくて嬉しくて、喜びが内側から湧き上がってきちゃうような感じが
すごく伝わってきました。
サンウ、いいねぇ。
このベビーフェイスとムキムキボディのギャップがさらに良いんでしょうか。
高校生にしては体できあがり過ぎな気がしますがww
<好きなシーン ベスト3> ・ 予備校での傘のシーン
この時のヒョンスの挙動不審っぷりが最高に良いです(笑)。
そして、動揺しながらも勇気を振りしぼって振りしぼって振りしぼって、
よーーーうやくウンジュに傘を貸せた時の笑顔が↓コレ。
やっぱりキモチワルイかも・・・(笑)。 でもやっぱり憎めません!!
さっきの挙動不審からこの笑顔に至るまでの一連の演技がすごく良くて、ヒョンスの気持ちがよく分かるからこそ生きてくる このキモカワ笑顔。
ステキです。
・ 食堂でアジュンマと二人きり
ワハ!このシーン面白かった!!!
このアジュンマ、
「火の鳥」 でジョンミンの義母役だった女優さんですよね??相変わらず強烈なキャラですww
・ ギター自主練
最初は自信なさげだったのに、だんだん盛り上がってきちゃうとこがかわいい。 「一緒に!」 ってとこでは思わず吹きました
この辺りですっかりサンウに心奪われてる自分に気付きました(笑)。
この作品の原題をそのまま訳すと 「マルチュク通り残酷史」 となるそうです。 (村上龍さんの「69」に影響されて作った作品らしい!!)
個人的には 「青春通り」 の方がピンとくるような気がしますが、
監督としては規則と暴力でがんじがらめにされた苦しい時代のことも残しておきたかったのかもしれません。
当時の韓国の情勢について知識があればもっと楽しめたのかも。
なんで学校に傀儡軍がいるのか、私にはちょっとよく分からなかったです。
あ、そうそう、学ランのカラーを外したりするところは日本と同じなんですねー(笑)。 うちの中学でも外してる子がたくさんいましたww
こういう体罰(?)は最近のドラマでも時々見かけますね。
監督自身の学生時代の出会いや経験がモデルになっているそうで、
10代における 「男らしさ」や「喪失」がテーマのようです。
自分なりの 男らしさ を探し求め、何かを失うことによって成長していくこと。
性別や方法は違っても、誰しもが10代の頃に経験した気持ちを表現しているのが、この作品の一番の魅力のような気がします。
何はともあれ、ユ・ハ監督の作品は結構好みみたいです。
新作の「サンファジョム」もかなり楽しみ
ちなみに、今回も見たことある脇役がゾロゾロ。
「復活」 でガンヒョクの実父役だった俳優さん発見!!
「卑劣な街」 と同じ人も何人か出てました。
ユ・ハファミリー?のようなものがあるんでしょうか??
左のヒト (イ・ジョンヒョク) が
「ハイスクール!奇面組」 の冷越豪くんに見えて仕方ありません。
予告編